外国人のお客様、カウンセリングで焦らないために。美容室で使える英語確認フレーズ集
「外国人のお客様から予約が入ったけど、英語で細かい希望を聞けるか不安」「カラー履歴やアレルギーの確認を、どう伝えればいいかわからない」。インバウンドのお客様が増えると、サロンでもこんな場面が出てきますよね。
この記事は、英語が得意ではない美容師さん・サロンオーナーさん向けです。結論からいうと、流ちょうな英会話よりも「確認する順番」と「短い定型文」を用意するほうが現場では役立ちます。
この記事でわかること
- ・外国人のお客様対応で最初に決めること
- ・予約前、来店時、施術前に使える英語フレーズ
- ・翻訳アプリを使うときの注意点
「いつか」ではなく、もう準備しておきたい理由
日本政府観光局(JNTO)の訪日外客統計によると、2026年3月の訪日外客数は361万8,900人で、3月として過去最高を更新しました。観光庁のインバウンド消費動向調査でも、2026年1〜3月期の訪日外国人旅行消費額は2兆3,378億円と推計されています。
もちろん、すべてのサロンに外国人のお客様が急増するわけではありません。ただ、駅近・ホテル近く・観光地周辺・SNSで見つけられやすいサロンでは、英語で問い合わせが来る可能性が少しずつ高まっています。
大事なのは、完璧な英語を目指さないこと。むしろ「受けられるメニュー」「確認が必要なこと」「断るべきケース」を先に決めておくほうが、トラブルを減らしやすくなります。
Before
その場で翻訳アプリに長文を入れて、意味が合っているか不安なまま進める。
After
よく使う確認文を短く用意し、写真・メニュー表・同意事項とセットで確認する。
まず決めたい3つの受け入れルール
英語フレーズを覚える前に、サロン内でルールをそろえておくと安心です。スタッフによって対応が変わると、お客様も不安になります。
1. 英語対応で受けるメニューを決める
カットだけ、トリートメントだけ、ブリーチなしのカラーまで、など範囲を決めます。複雑な履歴確認が必要な施術は、無理に受けない判断も大切です。
2. 翻訳アプリを使う前提を伝える
Google 翻訳は会話やカメラ翻訳などに対応していますが、専門用語はずれることがあります。「正確に確認するため、翻訳アプリを使います」と先に伝えると自然です。
3. 薬剤履歴とアレルギー確認を省略しない
「写真の通りにしたい」だけで進めず、過去のカラー・ブリーチ・パーマ・頭皮トラブルを必ず確認します。ここは短い英語で何度も確認してOKです。
そのまま使える英語確認フレーズ
長い英文は、翻訳ミスも聞き取りミスも増えます。サロン現場では、短く、ひとつの文にひとつの質問だけ入れるのがコツです。
| 場面 | 英語フレーズ | 意味 |
|---|---|---|
| 予約前 | Do you have a photo of your desired style? | 希望のスタイル写真はありますか? |
| 来店時 | Is this your first time coloring your hair? | カラーは初めてですか? |
| 施術前 | Have you bleached or permed your hair before? | 以前ブリーチやパーマをしましたか? |
| 安全確認 | Do you have any allergies or scalp problems? | アレルギーや頭皮トラブルはありますか? |
| 仕上がり | Would you like it lighter, darker, or natural? | 明るめ、暗め、自然な感じのどれがよいですか? |
翻訳アプリを使うときのコツ
Google 翻訳の公式ページでは、カメラ翻訳、オフライン利用、会話機能などが紹介されています。サロンでは、メニュー表や注意事項をカメラで見せる、会話機能で短い確認をする、といった使い方がしやすいです。
ただし、翻訳アプリに長文を入れすぎると、かえって伝わりにくくなります。「今日はブリーチはできません」「頭皮にしみる可能性があります」「仕上がりは写真と完全に同じにはなりません」のように、1文ずつ分けましょう。
現場のコツ:英語で説明したあと、「Is this OK?」だけで終わらせず、写真やメニュー表を指しながら確認すると認識ズレを減らせます。うなずきだけで判断せず、重要な内容は翻訳画面を見せて確認しましょう。
最初の一歩は「受付で慌てない紙」を作ること
明日から全部を英語対応にする必要はありません。まずは受付に、次の3つを書いたメモを置くだけでも変わります。
- 使う翻訳アプリ
- 受けられるメニューと受けないメニュー
- 必ず確認する英語フレーズ5つ
準備があるだけで、スタッフは落ち着いて対応できます。インバウンド対応は、英語力だけの問題ではありません。サロン全体で「何を確認するか」をそろえることが、いちばんの安心材料になります。
よくある質問
英語が苦手でも外国人のお客様を受け入れていいですか?
カウンセリングで一番確認すべきことは何ですか?
翻訳アプリだけで接客しても大丈夫ですか?
カウンセリング文面を整えたいときは
GlamAIサロン版には、カウンセリングAIの使い方をまとめたマニュアルがあります。外国人のお客様向けの確認文を作る前に、カウンセリングで何を整理するかを確認したい方に役立ちます。
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